小学校の授業で
三角形のパネルを組み合わせて
絵を作る授業があったのだが
このゲームは
まさに三角形のパネルで遊ぶゲーム。

作るのは６角形と
決められているのだが
６角形のダイヤルを使って
回して揃えていくのは
１５パズルに似た楽しさがある。

また、パネルがパラパラと
崩れたり、
画面下に落ちたりする演出は
三角形のパネルで
遊んでいるような雰囲気が出て◎。

ビットジェネレーションズに共通することなのだが
画面を見ても
何をやっているのか、
何が楽しいのかが全く伝わらないのが
残念なのだが
このゲームは本質的な面白さがある。
１５パズルが好きな人なら
ハマルこと請け合い。

上からどんどんパネルが落ちてきて、
せっせと６角形を作って
消していくだけなのだが
なぜか
焦る気持ちが起きず、
ゲームオーバーになるまで
自分がピンチであることを
認識しないことが多い。

画面の見るべきところが多くて
画面のパネルの埋まり具合まで
気にしている余裕がないのは×。

また、アイテムを消すと
同じパネルが消えたりするのだが
６角形を作るという性質上
連鎖が起こりにくい。

フィーリングで大連鎖が起こる
落ち物パズルを期待すると
失敗する可能性がある。

じっくり考えて
結果を出すパズルゲームなので
頭が疲れるのが難なのだが
ビットジェネレーションズの中でも
最も出来の良いゲームの１つなので
思考タイプのパズルゲームが好きな人は買い。

但し、モードが少ないので
この１本のみで長く遊ぼうとすると
限界があるので注意。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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