笑ウせぇるすまんのアドベンチャーゲーム。
音楽は「ギミア・ぶれいく」で放送されていた当時の
音楽も使われている。

実際に放送された３話を収録していて
漫画と違う終わり方をすることも可能。

このゲーム、マウスカーソルみたいなものが現われて
画面を調べるシステムがあったり、
擬似的な格闘ゲームっぽいシステムがあったり、
３Ｄ迷路を喪黒についていくといった
ミニゲーム的なものがあったりと
アドベンチャーゲームとしては工夫されている。

ストーリー展開は文句無しなのだが
メガＣＤということで
やや読み込みが気になり
全体的にもったりとした進行なのが×。

オマケ項目は必要なかった。
単純な１枚の絵を拡大、回転、移動することが
できるというもので
メガＣＤの機能を見せるためだけに存在する
全く有りがたくない代物。
しかも、絵が喪黒福造・・・

画像はデコーダーを使ったムービー再生ではなく、
画面に絵を表示して動かしているタイプなので
画質の劣化はないのだが
メガドライブということで
やや原色が多用されている画像になってしまっている。

話は丁度良い長さで
１話は一気にプレイ可能。多少時間がかかるが
１日で３話をクリアーすることも可能だ。

アニメと同じ声優を使っていて
笑ウせぇるすまん独特の不気味な雰囲気は
１００％再現されている。

ラブホテルやバー、飲酒、痴漢などが
話題として出てくるため
大人向けのゲームとなっている。
それだけに、バーチャルコンソールで
出てくる可能性は低い。また、
開発がコンパイルという貴重な作品でもある。
このゲームは移植を期待せず素直に
メガＣＤで遊ぶのが正しいと思われる。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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