(PS)パラッパラッパー の通販

センス抜群、聞いたら忘れられない音楽、
キャラクタはキュートで
とってもノリが良い
音楽ゲームの元祖とも言うべき名作。

キャラクタは全員
英語で話しているが
洋ゲーっぽさは無い不思議な作品だ。

ペラペラしたポリゴンは今見ても味がある。

キャラクタの動きは細かく、
表情が豊かで
アップで映されても充分視聴に耐える出来。
音楽は全編素晴らしい。
非常に洗練されたゲームデザインなので
今見ても
全体的な画面の粗ささえ気にならなければ
全く問題なく遊べるクオリティというのが凄い。

但し、音楽ゲームのハシリということもあるためか
ゲームバランスにやや難あり。
ボタンをタイミングよく押すゲームなのだが
ボタンを押すとパラッパがしゃべる仕様のため
若干ボタンと音声にタイムラグが生じてしまう。
そのため画面に表示されているタイミングと
実際に押すべきタイミングがずれているような
気がする。きちんと押しても減点されていることが
ままある。
手本が示されるのだが
ボタンを押すべきところで記号が大きく表示されるだけなので
リズムがつかみづらい。

画面を見ずに音楽に合わせて
ボタンを押したほうが成功率が高いというのは×。

このゲームは６面しかないためか
非常に難しいバランスで仕上がっているが
ゲームオーバーになっても
自分のせいだとは思えず
イライラがつのりやすい。
ただ、ゲームがとってもキュートで
明るい雰囲気、ゲームオーバーになっても
ユニークな演出が施されているため
あまり感情的にならずにすむのが
救いかもしれない。

とはいえ、きちんとクリアーすると
ゲーム中の素晴らしい演出や音楽を
充分堪能したいがために
再びプレイしたくなる不思議なゲーム。

「ぼくならできるさ！」という
ゲームを通じて使われるキャッチフレーズが
個人的に気に入った。



文：中古ゲームジャパンてんちょー
(商品写真のところへ戻る)