(PCCD)Ａ列車でいこう３ の通販

ＰＣエンジンＣＤ－ＲＯＭの傑作ＳＭＬ．
セーブ容量が大きいため
セーブ君という周辺機器が必要となり、
ソフトとあわせて購入すると
１万円を軽く超えてしまうという
ソフトだった。

但し、当時は
スーパーファミコンソフトの
１万円超えが
珍しくない状態だったため
実際にはスーファミソフトと同程度の
出費ですんだのだ。

「セーブ君」が品薄のため、
おもちゃ屋やゲームショップを
転々としなければ手に入らなかったのが
懐かしい。

セーブ君は１ヶ月に１回
本体の電源をつけて遊んでいる最中に
本体の単三乾電池を交換しなければならず、
すこしでもしくじると
電池交換中にセーブ君が本体から抜けて
しまい、当然セーブは消失するという
代物だった。

セーブ君はコントローラと本体の間にはさむ
形で接続するため、
どうしても大掛かりになってしまう。

よくネットで
ＭＥＧＡタワーなどといって、
ＭＥＧＡ－ＣＤに３２Ｘを刺して
ソニック＆ナックルズのカセットに
バーチャレーシングのカセットを
ぶっさしたものが公開されているのだが、


ＰＣエンジンは

初代ＣＤ－ＲＯＭに
スーパーグラフィックス（本体）を
大掛かりな接続ユニットに接続した後で
セーブ君をつないで
マルチタップをつないで
コントローラーをつなぐことにより
実際にプレイ可能な形で
メガドライブなどより
大掛かりなセットを作れるのだ！

Ａ列車でいこう３は
街が立体的に描かれていたのが印象的で、
幼少のころ、電車の名前を
そらで言えたほど電車が好きだったことも
あり迷わず購入したのを覚えている。

シムシティも好きだったのだが
電車の描かれ方が
あまりにもチープで
電車というよりゲジゲジのようなのが
気に入らなかった。

ゲームは今見ると遅くて仕方が無いが
当時としては
比べるゲームも数少なく
そこそこ遊べたように思う。

ただ、このゲームは
「コントローラを置いて発展を楽しむ」
要素が大きいのだが
コントローラと本体の間に
セーブ君がはさまっているため
コントローラーが外れると
セーブ君まで外れてしまうという
ゲームとは関係のない致命的な
弱点が存在したのが残念。





文：中古ゲームジャパンてんちょー
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