(SS)ウイングアームズ　華麗なる撃墜王 の通販

サターン初期の３Ｄシューティング。
画面は
ムービー、ゲーム画面ともに
今見るとさすがに辛い。

ゲーム内容は
第２次世界大戦で活躍した機体を
動かしてアヴァロン軍という
架空の軍隊と闘うというストーリーになっている。

意外と長いプレイ時間に
コンティニュー回数が最大２回までと
制限が多く、難易度が高い。
セーブ不可なので後半面でゲームオーバーになったら
しばらくやる気がうせる程に
集中力が必要なゲーム。


このゲームは３Ｄフライトシミュレータと
考えてしまうと
全くリアルではなく、
面白みを感じることが出来ない。

リアルではないと考えてしまう要因としては
敵戦闘機の動きが単純すぎて、
後ろから撃っているにも
関わらず回避行動を取らなかったり、
戦闘機同士、若しくは敵要塞と自機がぶつかると
空中に静止して押し合いしてしまう
といった
あるいみ致命的ともいえる動作が挙げられる。

また、敵の機銃は速く、量も圧倒的に多いため
全て避けるのは無理で
いかに有利なポジションから攻撃するか、
ということの繰り返しになる。

このゲームは単純な動作の繰り返しに終始する
ミッションが多いのだが
旧硬貨攻撃後の回避動作中に
後方を映すカメラに切り替えると
サターンのポリゴンながら
敵の機銃掃射が美しい。
また船の排水も美麗。
この機銃掃射の素晴らしさが
このゲーム最大の見所だと思う。

冒頭に　資料提供「航空情報」と出てくるが
この機銃掃射などはまさに
航空情報誌の成果なのではないかと思ってしまった。

ゼロ戦が母艦に体当たり攻撃を行う時の
機銃掃射を目の当たりにしたり、
敵戦艦に正面から突っ込んだりなど
普通の攻略とは違った観点から
プレイすると意外と楽しい。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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