コナミの美少女ゲーム。
ゲームというよりは
ＯＶＡと言ったほうが正しいかもしれない。

内容はアニメーションが流れて
途中で選択肢を選ぶタイプのものだが
ＳＣＥのやるドラと比べると
ゲーム性がさらに無くなって
アニメーション視聴が主となってしまっている。

実際にプレイヤーが行える選択肢は１５に満たないと思う。
５分程度アニメーションを見つづけることになることしばしば。

全体のボリュームは３０分程度で終わる短いもの。

ということで
ボリュームを求めるユーザーと
ゲーム性を求めるユーザーにはお勧めできない作品となってしまっている。

アニメーションは凝っていて、非常に美麗かつ良く動く。
キャラクタも個性が強く、印象に残るキャラクタがバンバン登場する。
話はおバカなものになっていて
気軽に楽しめる作品。
見た後にドッと疲れが来るような作品ではない。

このゲームは途中の分岐から２つの全く異なるストーリーに分岐しているのが
特徴となっている。
２枚組だが交換のタイミングが早く、
１０分程度経つと２枚目を要求されるのでびっくりしてしまう。

ボリュームが少なくとも
後味の良いストーリーの良く動くアニメーションを楽しみたい人にはお勧め。

但し、ＶＧＡ非対応なので
折角の美麗画像もテレビに映さなければ見られないのが×。

完全版なので
オマケムービーもあったりするのだが本当にオマケ程度。
ＰＳ版のオリジナルを持っている人が追加で買うようなものとは
なっていないのが残念。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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