(SS)ゲームウェア３号 の通販

ゼネラルエンタテイメントとセガによる
サターンでの雑誌タイプのゲーム集。

企業ＣＭが掲載されているのは今作も同様。
懐かしいグリーンガムのＣＭが収録されている。
キムタクが若い！

ゲームウェア３号は隠れた名作と断言してよい
ＳＣＨＩＣＫ　ＰＲＯＴＥＣＴＥＲ　ＭＡＮが収録されているので
買う価値はある。

この「シック　プロテクターマン」は
髭剃りメーカーの宣伝ゲーム。

ゲーム内容は単純な
ブロック崩しゲームなのだが
徹底してお馬鹿な演出に撤している。

トーナメント表のようなものが最初に表示されるが
敵は全てシード権をもっているので
実質勝ち抜き戦になっている。

自機はシックプロテクターマンという
人間型のキャラクタを動かすのだが
左右回転する以外は行進している動作をしているだけという
ヒーローとは思えぬチープな動作。

ブロック崩しが終わるとボス戦に移行するが
ここでは超連射可能な弾を発射することが出来、
固定画面のシューティングのようなゲーム性に変わる。
ボスを倒すたびに
髭剃りのＣＭが少しづつ表示されるのだが
最後の外人の「切れてなーい」というセリフが笑いを誘う。
音楽もいい味を出していて記憶に残る音楽。
ポリゴンが粗いのがやや難点だが
ゲームウェアのミニゲームとしては
抜群の出来の良さで
まさにこのゲームでしか味わえない名作といってよいと思う。

逆に、「お兄さん」というアドベンチャーゲームは
辛いの一言。
笑いを取ろうとしている箇所の殆どがハズしていて
テンポも悪く、実に辛いテキストアドベンチャーになってしまっている。

エジホン探偵事務所という
セガのアーケードの移植ゲームが収録されている。
これは
間違い探しゲームなのだが単純で面白い。
お勧め。

自作動画を紹介するコーナーでは
「キャプテンジャパン」が秀逸。
この大笑い必至の馬鹿ムービーはゲームウェア３号最大のヒット作と
いっても過言ではない。

ショッピングコーナーや
映画のインタビューのコンテンツもあるのだが
インターネットが普及した現在では
実用性は極めて薄い。

「エジホン」は面白いし、
「シック　プロテクターマン」の馬鹿すぎる演出は見るべき価値はある。
個人的にはお勧め。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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