(SS)慶応遊撃隊　活劇編 の通販

メガＣＤで１，２を争う出来のよさのシューティング
慶応遊撃隊の
アクションゲームになった続編。

アクションゲームになったが
ゲーム中の数面は
シューティングとなっている。
サターンになって
アニメーションパターンが増え、表現力が増し
格段に美麗になったのは○。
敵の弾も見やすく、
自機の攻撃も派手。

音楽が前作の出来の良い音楽を
そのまま使っているのも○。
シューティング部分については
前作の出来のよさを継承した満足すべき出来栄え。

アクションゲーム部分は
一発で死んでしまって
途中からやり直し、というシステムが厳しい。

とくに、ゲーム中は
どうやって進めばよいのかがわからない箇所が多い。
進み方については
ゲームオーバー後の「おまけ」にて
特典画像という形で
ヒントをくれることによりフォローされているが
この画像が表示される条件を満たさないと
オマケが見られず
詰まってしまうこともある。これは辛い。

２面の岩が落っこちてくるところは
途中で傘を拾い
傘をさすことによって
岩を防ぐことが必要なのだが
この操作が分からず詰まってしまった。

どうしても分かりづらい謎解きは
このくらいで、
ここを突破してしまえば
あとは分かりづらい謎は無くスムースに進めるだろう。

アクションゲーム中にも
ストーリー性が盛り込まれていて
キャラクタがしゃべったり
演技をしたりする。出来は非常に良い。

道中のキャラクタは
やや粗い画像だがきびきびと良く動く。
水族館の美麗さは必見。
２Ｄゲームなので今でも普通に楽しめるのは○。

無駄なポリゴンを使わず全て２Ｄで処理しているので
全体的に美麗な画像なのも○。

演出も○。笑わせようとして外している箇所もなく、
ほんわかとプレイすることが可能。

ゲームオーバー後のコンティニュー回数が少ないが
セーブをＯＮにしていると
タイトルで「つづきから」を選べばやり直しが効くので
実質無限コンティニューとなっている。これは○。

全体的に出来の良いアクション＆シューティングで
アクションの名作が多いサターンの中でも
光る１本。
コレクターなら持っておくべき作品。



文：中古ゲームジャパンてんちょー
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