(MCD)スイッチ の通販

このゲームを一言で言えば、
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ギャグを楽しむゲーム。

ゲーム画面らしくない
１枚絵だけの画面の中に
スイッチがたくさんあり、
それを押すことによって
別の場所に移動する、若しくは
ギャグが現れる。

スイッチのボタンが変なものと連動してしまい、
この世界を元に戻すための唯一のスイッチを
もとめてとにかくスイッチを押しまくるという
変なストーリーだ。

このゲームの肝は、世界中の有名な
モニュメントを破壊するスイッチの存在だろう。
世界遺産が全て破壊されることにより
世界が破滅するのだが
世界を破滅させることは
ゲームをクリアするよりも難しい。

あらかじめ決められた数のスイッチを
全て押さなければならないので
世界を元に戻すスイッチを１つ押すより
難しくなってしまっている。

モニュメントが破壊される画面は
結構面白い。
１度きりしか見られない割には
笑えるものが多い。

世界貿易センタービル破壊を
思いださせるような演出が含まれているので
後日発売されたＰＳ版は全て差し替えられている。
このためメガＣＤ版のスイッチは貴重な存在と
いえる。

人間の声で効果音を全て作っているので
独特の気持ち悪さを持っている作品。

ギャグの大部分がゲロネタ。
同じギャグを複数ページにわたって
展開しているので
１回目のプレイから飽きが
きてしまうのが残念。

押したスイッチと
押していないスイッチの区別がつかないので
ランダムにボタンを押していると
押したボタンを再度押してしまい
同じギャグを見させられるのが辛い。

このゲームをプレイするときには
左上から押す、
若しくは右下からと
ルールを決めておいたほうが良いと思う。

吉本興業のギャグゲームは
芸人が出演するものばかりなのだが
ワハハ本舗が作るこのゲームは
芸人らしい芸人が登場せず
ゲームの世界観を大事にしており
好感が持てた。

同じギャグの繰り返しという
洗礼を我慢できる人であれば
そこそこ楽しめる怪作。




文：中古ゲームジャパンてんちょー
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