隠れた名作。

潜水艦を使って
敵をやっつけていくシューティング。
グラフィックの書き込みと
独特のシステムが冴える
特徴ある１作となっている。

このゲーム、一部の箇所を除けば
スクロールは自分で行うようになっている。
（但し、後ろ方向への移動はできない）
無限パターンを防止するために
制限時間が設けられているのも
大きな特徴。
だが、制限時間ギリギリの場所は
存在せず、
比較的ゆったりとプレイ可能。

自機はデフォルト状態で高性能。
通常魚雷は敵の魚雷を貫き、
上下方向に攻撃可能。
海面に顔を出せば
上空の敵も攻撃可能。
パワーアップすれば
ホーミングするミサイルで
空を飛ぶ敵をやっつけることが可能だ。

グラフィックが非常に丁寧に
書き込まれていて
アニメーションパターンが多い。
爆発に自機が近づくと
きちんと上下にゆれたり、
ひねったようなゆれになったりと
海底で戦っているような雰囲気にさせてくれる。

自機は海底ということで遅く、
敵の弾もゆっくりだ。
難易度は見た目ほどは高くない印象。

自機の移動箇所が
極端に制限されている箇所が
たくさんあるのも特徴だ。

また、触れると浮き上がる弾や
当たると凍るビームなど、
当たっただけでは死なない
敵の攻撃も多い。

面は短い。
すぐにボス戦がはじまる面や、
最初からボス戦のステージも存在するほど。

自機は死んだらその場で復活するので
コンティニューを駆使すれば
誰でもごり押しで進める。
無限コンティニューや
面セレクトがあるので
誰でも容易にクリアーすることも可能だ。

書き込みは素晴らしく、
プレステのシューティングの中では
珠玉の１作。
エンディングが複数用意されているのも素晴らしい。

２人同時プレイも楽しく
見た目の難しそうな画面と裏腹に
気軽かつ手軽に遊ぶことが出来る名作だ。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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