(DC)ギガウイング２ の通販

ＤＣの隠れた名作の１つで
名作シューティング第２弾。

今回はグラフィックが２Ｄから３Ｄになり
全体的なグラフィックの質が向上している。
ギガウィングは大味なグラフィックで
とても綺麗とはいえなかったが
今回のギガウィング２はかなりイケる。

ゲーム内容は敵弾を反射できる
リフレクトフォースが相変わらず面白い。

アニメ調の絵で展開される
静止画デモが加わった。これについては
可も無く不可も無い。

今回のギガウィング２は
面が少なく、しかも１面が短いため
すぐに終わってしまうので
静止画デモはプレイ時間を少しでも長引かせるために
必要だったのかもしれない。

難易度を下げれば
リフレクトフォース無しでも充分に楽しめるレベルだし、
難易度を上げれば
弾幕の中をかいくぐる楽しさもある。

今回、リフレクトフォースが発動できるまでの時間が
若干短くなったようで、
リフレクトフォースとリフレクトフォースの
間のみ、弾除けを行うという
感じになってしまって
メリハリが無い。

３Ｄになったにもかかわらず
殆ど背景の３Ｄに仕掛けは無く、
どの面もリフレクトフォース→避けるの
繰り返しに終始しがちになるのは×。

今回は５つの機体から選べるが
リフレクトフォース重視のゲーム性から
せっかくの機体ごとの性能の違いも
あまり意味がなくなっているのは残念。
静止画デモの内容は変化するので
救いはあるのだが。

ギガウィング２の素晴らしいところは
音楽だ。クラシック調の音楽が素晴らしい。
オープニングなんか、
モーツァルトの「怒りの日」も似た
荘厳な音楽の中、ムービー上で
戦闘機が猛烈な戦闘を行っており
セピア調の配色も手伝って
一種の戦争ドキュメンタリーを見ているかのようだ。

ゲーム中の音楽も素晴らしい。

個人的には１面の短さ、
全体的なボリュームが薄いことは
逆に評価できる。

シューティングで長時間のプレイを強要されるのは
少し辛い。集中力がある程度必要なため
長くプレイすると頭が疲れるのだ。
ギガウィング２は絶妙なボリューム感。
これ以上面が少なければ
「体験版」レベルと評価されかねないし、
これ以上面が多いと疲れてしまう。

ギガウィング２、ギガウィングは
元のアーケード版も横画面シューティングなので
縦画面モードが存在しない。
横画面状態でフルスペックで遊べる点は◎。
この点においては
縦画面シューティングを横画面に移植した
「斑鳩」「アンダーディフィート」よりも
好印象。
縦画面シューティングを横画面に移植すると
どうしても左右に空白が出来てしまうし
縦画面モードが用意されていても
モニターを縦置きできないので
宝の持ち腐れになってしまうのだ。



文：中古ゲームジャパンてんちょー
(商品写真のところへ戻る)