たけしの挑戦状が
クソゲーだったにもかかわらず
ビートたけしの知名度で
売れまくったため出した
第２弾ゲームと思われる。

ゲーム性が高まっていて
たけしの知名度を除いても
充分に面白い。
タイトーの「爆笑人生劇場」シリーズと
比べても、こちらのほうが
良く出来ているくらいだ。

しかし、ユーザーは
たけしの挑戦状で懲りたため
残念なことに
あまり売れなかった。

このゲームは
「さんちゃん」「らっきょ」
「ダンカン」という
キャラクターが文字面のみで
登場する。

たけしが嫌味で無敵の殿様として登場し
用もないのに訪れると
「全財産かけてさいころ勝負しようぜ」といって
１～６までのマスのなかで１つ選ばせる。
この時点ですでに５対１の割合で
プレイヤーが不利なのだが
まぐれ当たりすると
「もう一度やろうぜ」などといって
はずれるまでやらされて
結局全財産没収されたりする。

ミニゲームで高得点をあげたりすると
たけしが法外なごほうびをくれたり、
大名になると勝ちになるゲームで
浪人にいきなり
「大名にしてやるよ」などといって
意味不明の大逆転勝利を収めたりする
理不尽さもある。

奥様カードというものがあり、
「美人奥様カード」からは
美しい子供カードがもらえて
「ドブス奥様カード」からは
「ドブスな子供」のカードが手に入ったりと
なかなかにシビアだ。

ミニゲームが良く出来ているし
いまやっても面白い。
「桃太郎電鉄」と比べても
違う意味で面白いゲームだ。

初回プレイは爆笑の連続なので
接待ゲームとして持っておいて損は無い。




文：中古ゲームジャパンてんちょー
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