(DC)ドリームキャストエクスプレスＶＯＬ３ の通販

会員限定で配布された
ドリームキャストのGD-ROMマガジン。
VOL3ではセガ以外の会社のディレクターの
インタビュー動画がメインで扱われている。
当時カプコン専務取締役だった岡本氏と
アトラスの金子氏、岡田氏のインタビュー。
アトラスのインタビューが
魔剣Xのインタビューに終始していたのに対し、
カプコンのインタビューは
ゲームにまったく関連の無いインタビューばかり
３３個も集めている。
当時のカプコンの専務のインタビューということで
貴重なのかもしれないが
質問内容は「カツラですか？」などの
どうでもよい質問ばかり。
大阪の人なのか、面白い回答ばかりで
どう見ても専務とは思えないノリの良さ。
ゲームとはまったく関連無いのだが
貴重なムービーといえる。
当時セガの社長だった入交社長のファンと
何個かの回答で答えていた。

ハードの売れ行きの割には
当時のカプコンはドリームキャストに力を
入れまくっていたのだが
その蜜月の間のインタビューということで
貴重かもしれない。

体験版はバギーヒートと
COOL BORDERS BURNというスノーボードゲーム。
バギーヒートはVOL1からの再登場だが
操作性の悪さがまったく改善されておらず
辛いゲーム。画面は美麗なので
ムービーとして出していたほうが売れたのでは？
と思えてしまう内容。
ほかに出すべきゲームはいくらでもあったと思うのだが
なぜにバギーヒート？
と思ってしまった。

COOL BORDERS BURNは
操作性がよく、画面も
今でも十分に遊べる出来栄え。
障害物に当たっても
たいていは障害物が壊れてくれるので
爽快にすべることが可能。
操作も細かく、それなりに楽しめる。

シェンムームービーが
今回も入っているのだが
CMに毛を生やした程度の内容。
カプコンのゲームの動画が多い印象だが
当時のドリームキャストで
発売予定だったムービーが多数収められている。

今改めてラインナップを見ると
プレステ２や
XBOXやゲームキューブと比べても
立ち上げ時よりも
充実しているように思う。

このGD－ROMだけのコンテンツも多く、
それなりに楽しめる内容。
セガファンであれば
一回は見ておくことをお勧めしたい。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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