(GBA)国内本体使用可　海外版セガ　スマッシュパック の通販

海外でメガドライブが絶好調だった時期に発売された
３作品をカップリング移植。
ソニックスピンボールとエコーは
メガドライブから、ゴールデンアックスは
色味の美しさから
アーケード版からの移植作品ではないかと思われる。

ゴールデンアックスはとても遊びやすく、
難易度も低め。
携帯用で遊ぶにしては
プレイ時間が長めなのが気になるが
小さなＧＢＡでもくっきりと見やすくなっていて
懐かしく楽しめると思う。
音はビープ音的な音がやや耳障りのような気がする。

ソニックスピンボールは
難易度が非常に高い。

このゲームの場合、
ボール（ソニック）を落としても
モンスターに食べられなければ
復活可能だったり
地面は歩けたりと
色々な救済策が用意されているのだが
コンティニューが存在せず、
ゲームオーバーになると最初からやり直しというのが辛い。

このゲームは得点稼ぎが目的ではなく、
各ステージの謎を解いて
エッグマンロボを倒すのが目的なので
目的とする場所に到達できないと
非常にイライラする。
ピンボール自体の爽快感を求めている人には
やや違和感を感じてしまうのではないかと思う。

ギミックは非常に凝っていて、
１０年以上先に発売された
ピンボールオブザデッドと肩を並べるか、
それ以上のギミックが用意されている。
面数も多く、ボリューム感はかなりもの。

それだけに、コンティニューが出来ずに
１回のプレイでクリアまで到達しなければならない仕様は
かなり厳しいと思う。

エコーザドルフィンは
スピンボールに輪をかけた難しさで
実は私はクリアー出来なかった。
今回収録のバージョンは
当然イルカが英語で喋るので
重要なヒントを見逃す確率が格段にアップしたのが辛い。

操作性はメガドラ版と同様
操作しやすく、プレイ感覚に違和感はない。
音楽もメガドラと同様の気がする。
グラフィックもメガドラのものをそのまま
持ってきた印象。
メガドラ版自体が非常に美しい画面だったので
その持ち味をＧＢＡにそのまま
もってきたのは○。

恐らく、攻略方法は日本版と同様だと思われるので
根性のある人は
攻略サイトを見ながらプレイするのもアリかもしれない。
攻略サイトをＰＣで開いて
ＧＢＡでプレイする分には
バーチャルコンソールやメガドラで遊ぶよりも
やりやすいのではないかと思う。

ゲームの完成度としては３作品とも
かなり高いレベルなので
手ごたえのあるゲームを求めている人にはオススメ。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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