ＰＣエンジンスーパーグラフィックの第１弾ソフト。
通常のPCエンジンでは動作しないので
注意が必要。

タイトル画面や音楽は
ハドソンの「スーパースターソルジャー」シリーズの音楽に
似ているのだが
実際のゲーム画面は
コクピットから見た画面による
アフターバーナーのような画面になっている。

スピード感はアフターバーナーにはるかに劣るのだが
その分シューティングとしてのゲーム性は向上している。

メガドライブ版やファミコン版の
アフターバーナーⅡと比べると
バトルエースのほうがやや美麗な画面になっている。
しかし、
アフターバーナーⅡの完全版ともいえる内容が
後にスーパー３２Ｘやサターン、ドリームキャストで
登場していて、それら完全版と比べると
かなり劣った画面に見えてしまう。

ボス戦が存在するのが特徴で、
ボス戦自体は結構面白い。

また、面ごとに惑星が異なるという趣向になっていて
ＢＧＭが面ごとに異なるのは○。
地平線の回転、キャラクタの拡大の演出は○。

クリアーまでかなり時間がかかり、
各面やっていることは同じなので飽きやすい。

スーパーグラフィック第１弾なのだが
ＰＣエンジンでも充分表現できそうな
ゲーム内容に落ち着いてしまっているのが辛い。

音楽は良いのだが音源が貧弱なので
今聞くとやや辛いものがあるのも残念。
３Ｄシューティングを
ハドソンがリリースするのは珍しいので
歴史的な１作として持っておいても良いかもしれない。



文：中古ゲームジャパンてんちょー
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