(PS)バーガーバーガー２ の通販

ＰＳ１最大のプレミアゲームにして
偉大な経営シミュレーション。
ＰＳ１時代に乱立した経営シミュレーションゲームの中の１つなのだが
好きなバーガーを作れるという点と
１人プレイでありながら
同時に経営しているという設定の
ライバル店舗との
店舗拡張競争を行えるという点がユニークだと思う。

基本は「バーガーバーガー」と同じで
シナリオモードの追加と食材追加など
細かい点がバージョンアップされている。
個人的には
面白さのエッセンスは
バーガーバーガー、バーガーバーガー２ともに同じ。

グラフィック、音楽は前作とあまり変わらず、
画面構成も前作と同様。
グラフィックは当時の平均レベルで
ライバル関係にあった「ザ・コンビニ」や「テーマパーク」と
それほど変わらない。
前作からのグラフィック上の変更点はそれほどないので
バーガーバーガー１で遊びこんだ人は
違和感を感じずに遊べると思う。


難易度はやや高め。
のんびり経営していると
あっという間にライバル店が店舗拡張を行ってしまい、
最悪ライバル店に負けたという形でゲームオーバーに
なってしまうので
ゲーム中は気が抜けない。
一旦黒字経営にしてしまえば
のんびりと町の発展を眺めながら遊べる
Ａ列車で行こうとは対極のスタイル。

また、チュートリアルが不足気味の感があり、
いきなり経営モードに突入してしまうので
初めて遊ぶ人は
立地条件の悪い店を作ってしまい
経営が立ち行かなくなる可能性が高いのも残念。

バーガーを作る際も
好条件のバーガーを作るヒントなどが
明示されておらず、
１つバーガーを作るたびに開発費がかかってしまうので
どうしても初回プレイは
試行錯誤で資金を浪費してしまう。

また、ストーリーモードは
マップごとにお客さんの好みが変わってくるので
マップごとに戦略を立て直す必要がある。

ゲームを始めたばかりの段階では辛い内容なのだが
遊びなれてしまえば
チュートリアルは必要最小限がきっちり備わっているので
とても遊びやすい。
ライバル店の存在が
経営シミュレーションにありがちな
飽きを押さえてくれるので
長い間新鮮な気持ちで遊ばせてくれる名作。

前作でもバリエーション豊富だと感じた食材が
さらに増えたのは○。
この当時は発売されていなかった
メガマックを
再現できてしまうのは大きいと思う。

やり応えのあるシミュレーションを求めている人にオススメ。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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