(GBA)ゼルダの伝説　ふしぎのぼうし の通販

名作「風のタクト」よりも後に発売されたＧＢＡゼルダ最終作。

ゼルダは大きく３つのシリーズに分かれたような気がする。
「風のタクト」や「伝説の砂時計」のキャラクタのシリーズと
「時のオカリナ」、「トワイライトプリンセス」のリアル路線、
そして「４つの剣」、「ふしぎのぼうし」等のカプコンとの協業シリーズの流れ。

本作は「４つの剣」等のカプコンとの協業の流れの作品となっていて
「風のタクト」のキャラクタは一切登場しない。
名作「神々のトライフォース」で登場したギミックも登場していて
画面もＳＦＣ版を純粋に強化したようなグラフィックとなっている。
ファミコンから続く２Ｄゼルダの正統進化ゲームということができると思う。

タイトルにもなっている
ふしぎのぼうしを使った謎解きが主となっていて
難易度は低め。
マップも小さめで手軽に遊べるゼルダといった印象。

ゼルダというと難しいゲームというイメージを持っている人に
お勧めしたい作品で
入門編としては出来栄えも難易度も適切ではないかと思う。

トワイライトプリンセスや風のタクト等の作品を体験済みの人には
あまりにも簡単に思えるかもしれない。
最近のゼルダはキャラクタやストーリーが
充実しているものが多いのだが
本作品はあくまでゲームの楽しさを追及しているので
ストーリーは薄い。

そのかわり、ゲームとしての出来は素晴らしく
適切なヒント配置と
簡単ではあるがある程度考えさせられる謎解き、
いけそうで行けない場所へ
辿り着いたときの爽快感は格別。

ＧＢＡ最終作品だけあって
謎解きを解いたときの納得感は
他のＧＢＡ作品よりも上をいっていると思う。

カプコン製ということで
アクションの難易度が高い印象があったのだが
実際はアクションの難易度は低く、
謎さえ解けてしまえば
結構気軽に楽しめる難易度ではないかと思う。

手軽に遊べるゼルダとしては秀作。
電車移動の際のお供としても丁度良いと思う。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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