海外テイストがあふれる
不思議な雰囲気のソフト。

海外で発売されたソフトの日本版なのだが
英語で表現されている箇所が多く、
最初にプレイすると戸惑うことが多い。

コマ数が少ないアニメーションで
ガクガクしながら動くアクションゲーム。

宇宙船のパーツを集めて脱出という
ごく単純なストーリー。
ストーリー性は無いに等しいので
英語がバシバシ登場しても
何とかなってしまう。
とはいえ日本人向けゲームなのだから、
日本語にするべきところは日本語に和訳して
ほしかった。

近づくと主人公を躍らせる敵や
逆に体力回復させてくれる魔術師など
独特の味を持つキャラクタが多い。

全体的な雰囲気は
セサミストリートとか
ピタゴラスイッチなどの教育番組系のニオイが
プンプン漂ってくるので
多少理不尽な敵が現れても許されてしまう
独特な雰囲気。
人によっては拒絶反応を示すかもしれない。

エレベータに乗ると
全然違う大陸に移動するなど
設定がシュール。

バカゲーとして名高いこのソフト、
クリア難易度は高そうにみえて実は難易度が低め。
わけのわからない英語や
変な演出、このゲームの趣旨を理解するほうが
難しいという変わったソフト。

動きがガクガクしていて
敵も変でストーリーもおかしいのに
なぜかプレイを続けてしまう。
ウゴウゴルーガ系のシュールな演出が
好きな人は楽しめるかもしれない。

完全にバカゲー路線を狙っているソフトなので
この演出の方向性が理解できない人には
楽しめない、賛否両論のソフト。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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