(PS)超兄貴　究極無敵銀河最強男 の通販

伝説となった超兄貴のプレステ移植版。
ＰＣエンジン版登場時は話題沸騰、
ウゴウゴルーガにも兄貴コーナーが出るほどだったのだが
プレステ版はＰＣエンジン版に輪をかけた狂いっぷり。

自機等、殆どの敵、味方が実写という
気合の入った狂いっぷりが見事すぎる。

見ちゃいけない世界を存分に味あわせ
プレイする人に狂った世界観を突きつけるゲームであって
見ている側はとにかく笑うしかない
インパクト超重視ゲームだと解釈していたのだが
実写化によって、狂いっぷりに磨きがかかった印象。

ボス戦前に登場する
禿げカツラをつけた実写の人の登場も
クソゲー臭をぷんぷん匂わせるし
オープニングの酷い演出も凄い。

ネタばれになるので詳細は伏せるが
シューティングゲームとしては
ありえない展開をブチかますのには唖然。

狙いを研ぎ澄ましたバカゲー。
狂いっぷりは
「グルーブ地獄Ｖ」がかわいらしく思えるほど。

味方の人間オプションは
弾を食らいすぎると
信頼度が低くなって「ふて寝」してしまうなど
シューティングのシステムとしても
今までには無い要素を取り入れている。

実際のゲーム内容は大味だが
そこそこ遊べてしまう。

キャラクタ重視なので
キャラクタが大きめであり
実際のゲームプレイ領域は狭く感じてしまう。

残機を失うと
パワーアップが解けるので
復活が難しいタイプのゲームでもある。

難易度は見た目に反して高く、
クリアには結構なやり込みが必要。
シューティングとしては
結構まともに作られているのだが
素材が素材だけに
あまりやり込みたくない気がする。

プレイしない期間を経てから
再びオープニングを見ることで
思わず同じところで笑えてしまう稀有な１作。

狙いすぎたバカゲーなのだが
狙っているところが他のゲームの遥か上を突き抜けているので
純粋に大笑いできてしまう、衝撃的なシューティングゲーム。

同じ横スクロールである
グラディウス５やサンダーフォース５とは比較が不可能。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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