PCエンジンHUカードの
シューティングの最高傑作の１つ。

左右方向とショットボタン、特殊攻撃ボタンのみを
使用するのでゲーム的には非常にシンプル。

分家、本家モードがあり
本家モードはオリジナルの
スペースインベーダーをほぼ完全移植している。

分家モードは
オープニングで
ワイヤーフレームの演出がされている。
インベーダーのレトロな雰囲気をうまく表現していて○。

ゲーム内容は
インベーダーのキャラが変わったバージョンに
様々な追加要素が加わっているもの。

敵は斜め方向に弾を出す。
きちんと自機のいる位置によって
撃つ内容が異なるので
インベーダーと戦っている気分になれる。
これは本家の面白さを再現していて○。

ある一定の位置しか見えない面や
インベーダーの動きが異なる面など
ステージの仕掛けが多彩。

また一瞬でインベーダーを全滅させられるほどの
威力を持った武器や
レーザーで縦一列を破壊できる武器が
あるのも○。

武器は洗練されていて
レーザーは
撃っている間だけエネルギーが減るので
チュン、チュン、と
ボタンを少しづつ押して
エネルギーを節約して使う。
レーザーの威力の高さがうまく表現されていて○。

ワイパーのように敵を一掃するレーザーは
位置とタイミングを確認しないと
敵を倒し損ねたりする。

最後のほうは
敵の弾幕が激しく
普通のシューティングか
それ以上に楽しめる。

ゲームの本質が優れている
PCエンジンHUカードを代表する作品だと思う。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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