地面を歩くスペースハリアーといった趣のゲーム。
ファミコンながら
３Ｄのスクロールのスムースさと
背景と地面が同期しているのにびっくり。

敵も滑らかに拡大し、
画面もファミコンながら
センスある配色なのが○。

主人公は物凄くジャンプ力があり、
巨大な穴も悠々と飛び越してしまう。
穴をジャンプで飛び越えるのは
楽しい。

全体的にスペースハリアーよりも
スピードが遅く、
敵も見てから避けることが可能。

但し、穴の大きさは把握しにくく、
ジャンプの調整も
難しい。

ボス戦になると
いきなり空中移動が可能になり
弾も撃てるようになる。
そして、スペースハリアーの
１面ボスそのまんまの敵が現われる。

この辺はオリジナリティが全く無く、
しかも本家スペースハリアーのほうが面白い。

見てから避けられるゲームなのだが
敵の当たり判定は大きめで
ジャンプで避けたつもりが
当たってしまっているケースが多い。
また、穴を飛び越せずに死ぬケースも多く
難易度は高め。

１面１面は短く、
数十秒で１面が進んでいく。
全８面でそれぞれの面に複数のステージが存在するのだが
コンティニューが存在せず
自機も３機しかないのでクリアーはほぼ不可能。

クリアー済みソフトをレビューするという
コンセプトが売りの
当サイトなのだが
このソフトについては
難易度の高さと管理人の下手糞な腕前により
クリアー出来ずに
レビューするソフトとなってしまった。

コンティニュー可能であれば
名作に変化したかもしれない
惜しい作品。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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