おなじみ
ストＺＥＲＯ３のＧＢＡ版。

グラフィックは非常に頑張っていて、
パターンは削られているが
全く遜色なく遊べる。プレイ感は上々。
プレイ前のステージ出現までの演出や
勝負後の演出まで
再現できる部分は意欲的に再現されている。
携帯機特有のチープさは感じない。
読み込みが全く無いので
サクサクと遊べるのは○。

難易度が高く設定されていて
通常難易度でも
エンディング到達までには
かなりのやりこみが必要となる。

音楽、音声については
残念ながらチープといわざるを得ない。
声のカットは仕方がないが、
音質が悪い。
音楽については
ＰＣエンジン、メガドライブ並と
言わざるを得ない。
携帯機なので、屋外（電車の中など）で
プレイする場合は
音を出さないのが基本なので
気にならない人は全く気にならないと思う。

試合の速度を変更できるのは○。
キャラクタも多く、
ＧＢＡのコントローラでも
コマンド入力（十字キー）は問題なし。

残念ながら
ＧＢＡのボタンの少なさゆえ、
パンチ３つ、キック３つを自由に使いこなすには
馴れと訓練が必要。
Ｌ，Ｒを使いこなす必要があり、
ＧＢＡミクロ、
ＤＳの２つを使っている場合は
プレイ感覚に相当の差が出てしまう。

ドラマチックバトル（プレイヤー側２体、敵１体）
の再現がされているのは○。
今回は、好きなキャラクタを選べるが
相棒は選べない。

遠くから波動拳を打ったり、
両側から敵をやっつけたりするのは爽快で
ＧＢＡでよくぞ実現した！という出来。
処理落ちは見受けられず、爽快にプレイ可能だ。

携帯機なので、
１Ｐプレイ時の途中でも中断できる機能があれば
よかったかもしれない。



文：中古ゲームジャパンてんちょー
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