セガのアクションゲーム大傑作。
私個人の考えでは、
このゲームはスーパーマリオワールドを
超えていると思う。

スピード感。
ソニックアドベンチャーなどで
ソニックに慣れていても、
２Dで表現されるソニックのスピードは
爽快感を覚える。

カジノ面での
「落ちる」演出はすばらしい。

音楽。
UFOキャッチャーの音楽はソニック１の
ものなのだが
ゲーム中にUFOキャッチャーそのものの音楽が
流れるとつい耳を傾けてしまう。

グラフィック。
メガドラの貧弱なグラフィック能力で、
ハイセンスな背景を演出。
今見ても見劣りしない。
１面の椰子の木など、センスあるなぁと
思ってしまう。

練りこまれたギミック。
どのソニックのゲームもギミックが
凝っているが、
密度においてはソニック１は
１、２を争う出来だ。

ここで屋根が落ちたらいやだなぁ
などと思っていると
屋根が落ちてくる。
ここは何も無いだろうと思っていると、
床が競りあがって
天井の針に串刺しになってしまう。

細かいギミックは
練りに練られていて
しかも１面２～３ルートあり
どのルートも奥深い。

スペシャルステージの素晴らしさ。
「落ちる」怖さを
最大限表現していると思う。
床が常に回転し、
そのなかをソニックが移動。
まるで、無重力体験のために
飛行機が急落下しているときのような
感覚になる。

スーファミの回転機能に対抗したと
一部雑誌で書かれていたが、
さすがにスーファミの回転の滑らかさと
比べると見劣りする。
しかしながら、この独特なプレイ感覚は
遊ぶに値するものだろう。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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