(MCD)ソウルスター の通販

コアデザイン社が
それほど有名ではなかった頃の作品。
この頃は海外で猛威を振るっていた
ＳＥＧＡのメガＣＤで
サンダーホーク等の名作を作っていた。

本作品は「トゥームレイダー」の大成功を予兆するかのごとく
技術的に高度な技を駆使して
独特の３Ｄシューティングの世界を構築している。

メガＣＤにおいての３Ｄポリゴンといえば
やはり「シルフィード」が真っ先に思い浮かぶが
本作品はデモ画面において
バリバリと３Ｄ演出を施している。
驚くことに、カクカクしておらず、丸みを帯びたような
戦艦や光源まで設定したような演出も見られ、
画面の美麗さはシルフィードを凌駕しているのでは
ないかと思うほどの技術を見せてくれる。

実際の３Ｄシューティングは
当時流行した地面に「拡大縮小」処理を施した
擬似的なものなのだが
本作品はかなりスムースに動くことが出来て
敵の拡大縮小もスムース。
一瞬、ポリゴンで出来たステージを
移動しているかのような
錯覚を与えられるほどの出来栄え。

攻略サイトを見つけるのに苦労する上に
海外移植メガＣＤソフトだけに
攻略本の類も無い。
しかも難易度は非常に高く、
普通の人ではクリアはおぼつかないのが残念。
コンティニューは１回のみという厳しさなので
長い年月をかけてプレイするスタイルとなると思う。

メガＣＤ末期作品であり、
セガサターン発売１ヵ月後という
悪いタイミングで発売された作品のため
日の目を見ることがなかった作品。

技術力が高く、
難易度は高いもののゲームとしては楽しめる作品なので
隠れた名作を探している人にはオススメ。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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