(HU)妖怪道中記 の通販

ナムコの初期ＰＣエンジンにおける傑作の１つ。
名前とは裏腹に
可愛らしいキャラクタが多数登場する
妖怪道中記は
難易度がやや高めの良質アクションゲーム。

ゲームは意外にもギャグが多く、
鬼が見返りも提示せずに金をよこせといってみたり、
（金を与えても与えなくても戦闘になる）
玉手箱は殆ど爺さんになる箱だったり、
（爺さんになるとゲームオーバーの危険性が大幅に高まる）
最後の天竺ではギャグのような質問の嵐が飛ぶ。
（ハドソンはナムコより偉いと思うか？という質問に代表される
殆どゲーム内容とは関わりのない勝手な質問が乱れ飛ぶ）

画面はステータス表示が大部分を占めるという
特殊な画面構成で
ゲーム画面は小さめ。

操作性は良好なものの
ジャンプにアドリブが効かないので
シビアなタイミングを要求される。

体力制で１機死ぬとゲームオーバーというシビアなルールなので
クリアーにはかなりの経験が
必要とされる。
面数が少なく、道中も短めなことから
実力さえあればクリアー時間は短い。
短いゲーム内容を高難易度で補うという
当時のゲームによくあった手法が
この妖怪道中記にも採用されている。

妖怪道中記はファミコン版も存在するのだが
さすがにＰＣエンジンだけあって
ファミコンよりも画面のクオリティは高く
くっきりとした画像を実現。
音もファミコンより高品質なのだが
ＰＣエンジンＨＵカード全体で見ると
初期作品ゆえにＨＵカードとしてのクオリティは低め。

ゲーム内容はギャグに溢れた
品質の高いアクションゲームとしてまとまっていて
上記の数々の演出や
乙姫様の意味のない踊りといった見所も満載。

ナムコの名作アクションゲームの１つに数えられる傑作だと思う。



文：中古ゲームジャパンてんちょー
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