フェラーリが認めたという
謳い文句のアウトラン２。

アウトランの独特の分岐システムを
継承し、
好評だった音楽もアレンジが施されている。
アレンジは良好で
ドライブにぴったりの曲になっていると思う。

操作性はドライブゲーム最高峰。
ドリフトの気持ちよさは格別。
遊んでいて「楽しい！」と
何度もつぶやいてしまうほど
走りを楽しめるゲームになっている。

画像はＸＢＯＸ３６０やＰＳ３の出ている
今となっては
ゲームっぽい画面という印象だが
この画面も味があると思う。
ＰＳ３レベルの画像のレースゲームを
やった後で
アウトラン２を遊んでも全く見劣りを感じず遊べた。

スピード感を無理やり出すのではなく、
デイトナのような
モンスターマシンをむりやりごり押しで
運転する感覚とも違う
正統派のドライビングゲーム。

リッジレーサーの氷を滑るようなドリフトでもなく
クレイジータクシーの
笑いを追及するようなごり押しドリフトとも違う
あくまで自然で納得できるドリフト感は凄い。

膨大なコースの一部を使った
ミッションモードの数の豊富さも○。

難易度が高すぎる感があり
根気がないと先に進めない。
但し、根気を出してやりこむだけの
懐の深さがあるゲームなので
個人的には難易度の高さは問題にはならなかった。

ただ、完全コンプリートしようとすると
壁となるミッションがいくつもあるので
短期間でクリアーを目指す人には
厳しいかもしれない。

彼女とドライビングするという設定の
このゲーム、モテル男のイヤミっぽさが
殆どないのが○。
彼女は暴力的でぶつかったり
ミッションに失敗すると
首を締めて揺さぶるなど
笑える仕草を見せ付けてくれる。

女性がアメリカ人好みの
顔になっていて
個人的にはあまり美人だとは
思えないのが残念。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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