(GC)ドンキーコング　ジャングルビート　タルコンガ　セット の通販

タルコンガを使ったアクションゲーム。
タルコンガで右にたたくとドンキーコングが右に走り
左にたたくと左に走る。両方たたくとジャンプ。
拍手をすると、特殊なアクション。

この操作方法で、まともなアクションが
出来るのだろうか、という不安が頭をよぎったが
実際にプレイしてみるとこれが実に楽しい。
タルコンガを使用するということで
難易度は低く設定しており
殆どの人が難なくクリアーまで辿り着けると思う。

画面表示は派手。

敵を気絶させると
ドアップでコングが敵をボコボコにする
画面になるのだが
叩くとそれに見合った
エフェクトが画面いっぱいに飛び散り
爽快感は抜群。
思わずタルコンガを叩く手に力が入ってしまう。

このゲームでは爽快感を追求されているためか
かなりアバウトな操作でも先に進めてしまう。
細かい操作を要求されることの多い
任天堂のアクションゲームの中では珍しい。

タルコンガを景気よく
バチコーンと叩きまくる爽快感を
追求しているのには成功していると思う。

ステージ数は１３個に隠しステージが加わる。
１ステージに２つの面があって
ボス戦があるので
決してボリュームは少なくない。
１面１面が短めなので
人によっては物足りなさを感じるかもしれない。


このゲームは「プラチナクレスト」という、
かなりの数のバナナを集めなければ取れない
ご褒美が用意されており、
この「プラチナクレスト」を目指すと
とたんにストイックなアクションゲームに変貌する。
プラチナクレストを取るためには
高度なアクションが要求されるので
クリア目的の遊びとは違った楽しさが用意されている。
任天堂らしい適切な難易度調整により、
プラチナクレスト集めはかなり熱い。

販売直後に値崩れしたので
ゲームの出来に疑問を持っていたのだが
実際にプレイしてみると
任天堂クオリティのアクションゲーム、
しかもＧＣ最高峰のゲームであることに気づき
今までプレイしてこなかったことを後悔してしまった。

アミューズメント施設においてありそうな
楽しさを前面に出した演出が光る
ＧＣの傑作。
ＷＩＩ用にリメイクされているのだが
爽快感はＧＣ版のほうに軍配を上げたい。
ふだんストレスをためている
サラリーマンには特にお勧めの逸品。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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