６４の末期作品。
私は主観視点によるロードランナーを期待したのだが
意外にも
横から見た普通のロードランナーと同じような画面で始まる。
キャラクタの動きに合わせて
カメラが自然に移動する。
回り込むような地形や
奥行きのある画面になっていたりするのだが
操作はシンプルで
操作に迷うようなことは無い。

最後のほうの面は主観の視点で始まる面も存在するが
裏技でカメラモードを切り替え可能。

基本はロードランナーなのだが
爆弾で真横のブロックを破壊するなど
独特の要素が存在する。

大抵は考えればクリアー可能なギミックばかりで
難易度は低め。

但し、最後のほうの面になると
クリアーには相当考えさせられる面が多数存在する。

面数は豊富で長く楽しめる。

洋ゲーの移植ということで
敵のデザインや惑星のデザインは
不気味なものが多い。
但し、メニューは洋ゲーにありがちな
不親切さは無い。

画面は美麗。
とくに背景は特筆物。
今でも遜色なく遊ぶことが可能。

向きによって掘る方向が変わるので
操作ミスが起きがちなのが残念。

１面１面は非常に短いので
テンポ良くプレイ可能なのが○。

個人的には
サターンで出た
ロードランナー　レジェンド　リターンズよりも好印象。



文：中古ゲームジャパンてんちょー
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