ファミコンソフトとしては
かなり演出に力が入っている１作。

タイトル後の
タンティヴィIVがスターデストロイヤーに追われる
デモ画面は
ファミコンながら
なかなか見ごたえがある。

ゲーム内容は
横スクロールアクションと
３Ｄシューティングが交互に繰り返され、
最終面では
２Ｄ縦シューティングになる。

エピソード４を元にしているのだが
開発者のスターウォーズに対する
愛の無さが徹底しているように見える。

私はスターウォーズに熱を上げているわけでは
ないので、あまり気にならなかったが
原作ファンは卒倒するのではないかと
思ってしまった。

敵のボスはダースベイダーのほかに、
サソリベイダー、
ギャオスベイダー、
クラドスベイダー、
ワンパベイダーなる人物
（一撃与えるとモンスターになる）
がおり、笑いを堪えられなかった。

いきなりオビワンが捕まっていたり
ダースベイダーが
自分のことを「俺様」と言ったりしているなど
細かいところを上げればキリが無いほど
スターウォーズ関連作品としては
落第といっても良い作品。

逆にいえば、スターウォーズの原作を全く
知らなくても楽しめる作品。

ゲームとしては
ライトセーバーの当たり判定にやや難があるものの
難しいがきちんと仕上がっている。

宇宙面は
スターラスターの実績があるナムコゆえに
かなり出来が良い。

要所要所で出てくる
宇宙船での惑星到着、惑星脱出のデモは○。

会社の上司は
オビワンが簡単に捕まったり
サソリベイダーが登場した時点で
文字を変更するとか
ＮＧを出すとかして欲しかった。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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