(SS)せがた三四郎　真剣遊戯 の通販

サターン最末期に発売された
せがた三四郎のゲーム。

ミニゲーム集で、
難易度の高い１０のゲームで遊べる。

どのゲームも難しいが、
やり込むとクリアーできる難易度。
やり込みが必要だが
頑張ればクリアーできる。

ビルで女の人を助けるゲームなど、
完全な覚えゲーで
数十回やらないとクリアーできないが
やり込めばクリアー可能。
「指が折れるまでセガサターンをしろ」
という宣伝文句があって
はじめてこの難易度が成立するのだろう。

画面は静止画が多く、
チープさを感じてしまう。
せがた三四郎のＣＭをたくさん見られて
ビデオクリップや
ラジオＣＭなどを聞けるのが最大の魅力か。

ラジオＣＭなどは
けっこう良いことを言っていたりする。

開発はエコールソフトウェアのようだ。
あの「デスクリムゾン」を
開発した会社だが
今回の「真剣遊戯」は
普通に遊べる出来に仕上がっているので安心だ。

大作ではなく、
完全にファンディスクとなっているので
資料的価値を見出さない人にとっては
不要なソフトかもしれない。

ミニゲームは
難しいがクソゲーではない
微妙な出来栄え。
安かったら
シャレで買っても良い１作となっている。



文：中古ゲームジャパンてんちょー
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