(DS)ファミコンウォーズDS の通販

タッチペンを使うと
ここまで操作が楽になるものかと
DSの凄さを実感した１本。

シミュレーションゲームは
マスを移動させるのに
十字キーを使用するが
移動がかなり面倒だった。

PS2になると、
スティックで高速移動などが
できたりしたのだが
思うような操作には至らず、
ある程度操作は楽になるものの
究極とはいえなかった。

DSの場合、
移動したいポイントを
一発で指定できるため
移動→攻撃などが
非常に楽だ。これは大きい。

しかも、DSの場合は
CD読み込みなどが一切発生しないため
全体的なテンポが速い。

この「ファミコンウォーズDS」は
そんなDSとシミュレーションの
もともとの相性の良さを最大限に
活用した１本となっている。

キャラクタが
３Dキャラクタをトゥーンシェーディングで
無理やり２次元にしたような
２Dべた塗りキャラクタなのが気になるが
肝心のシミュレーション部分は
非常によくできている。

下手な人でもがんばればクリアーできるように
一発逆転の必殺技が存在する。
マップに適した将軍を配置すれば
かなりクリアーしやすくなっている。これは◎。

シナリオモードが主となっていて、
シナリオの数は膨大。
１面１面は短いが、
上述の優れたタッチペン操作による恩恵が
大きく、１面１面の歯ごたえは充分にある。

携帯ゲームであることを
意識していて、マップ途中のセーブも可能。
元々DSを閉じれば省電力になるが
これはうれしい。

音楽が
独特のドッカンドッカンという響きとなっていて
個人的にはもう少し
落ち着いた曲にしてほしい気がした。
多少耳に障る曲となっている。

このゲームは
簡単に敵、味方ユニットが全滅する。
強いユニットでも
相手が必殺技を出したりすると
それこそ１ターンで味方が壊滅することもしばしば。
大戦略に慣れた人は、
この一発逆転要素の強いゲーム性は
賛否両論だろう。

私は実に爽快感があって良いと思う。

ボリューム満点で
クリアー後に新たなゲームが追加されたりなど
非常に長く遊べる１作となっている。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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