(SFC)星のカービィスーパーデラックス の通販

いくつもの短いゲームがまとめられた
珍しいオムニバス形式のアクションゲーム。

１つ１つのゲームのプレイ時間は短いものの
やり込み要素のあるゲーム、
軽く遊べるので何度も遊んでしまうゲームなど
バリエーションが豊かで
いつのまにやら何十時間も遊んでしまうソフト。

難易度は総じて低めなのだが
最後のほうで出現するゲームは
そこそこ難易度が高い。
とはいえ、そのモードを出すころには
カービィーの操作に慣れているころなので
それほどストレスは感じない。

ファミコン時代と比べると
キャラクタが大きくなり
１つ１つの技の爽快感もアップ。
威力のある技は
ドッカンドッカンとエフェクトも派手で
ＳＦＣながらかなり良質のアクションゲームを実現。
処理落ちも殆ど感じない
良好な出来栄えに仕上がっている。

画質は極上。
ＳＦＣの色数の多さを生かした
美しい２Ｄグラフィックは
今見ても充分に美麗だと思う。
ゲームとしても見やすい画面なのも○。

このゲームは
ＳＦＣの強力な音源を充分に生かしており
サウンド、ＳＥも大満足の出来栄え。
ドカンという音にも迫力が感じられて
遊んでいるだけで爽快感を得られる。

このゲームは
好きな能力でプレイできる
自由度の高さがうれしい。
ある程度楽に戦える能力を見つけてしまうと
自分が発見した攻略法で戦っているという気になる。
覚えゲー要素は殆ど無く、
フィーリングで何とかなるのも特徴。

ストーリー仕立ての「メタナイトの逆襲」が
もっともお気に入りで、
今までのカービィには無かったタイプのゲームだと思う。
意外とシリアスな雰囲気の物語なので
新鮮味をもって遊べた。

ＧＢＡの「鏡の大迷宮」の元となる洞窟大作戦は
やり込み要素が多く、
長く遊べる仕様。私は初回クリアのみプレイして
得点も散々だったのだが
「どせいさんのぞう」も存在するようなので
じっくりプレイして高得点を取ってみたい。

クリアしても
「まだモードがあるのか」と思ってしまうくらいに
遊びが豊富なので
見た目よりも長く楽しめる作品。

軽量級アクションゲームとしては
最高峰の１作。
スマブラのステージの曲がグルメレースで
使われており、
スマブラのファンも楽しめるのではないかと思う。

文句無くオススメできる作品。
歴代の名作を集めている人は欠かせない１本。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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