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ゴールデンアイ００７の「レア社」が作ったファミコンソフト。
後に、このソフトの完成度の高さがきっかけで
任天堂と蜜月の関係になるなど
レア社の技術力の高さを世の中に示した
１作といえると思う。

ファミコンながら、
当たり前のように２重スクロールを実現していたり
２人同時プレイが可能だったりするなど
技術力の高さを感じることができる。
画面もファミコンとは思えない
素晴らしい仕上がり。

ゲーム内容は
ファイナルファイトを髣髴とさせる
ベルトコンベア型の面からはじまり
マリオのようなアクションゲーム面、
横スクロールシューティングのような
高速面があったりなど
面ごとにゲーム内容が微妙に異なる。

基本はゴールまで辿り着けば
次の面へ移動することが出来るというもので
マリオに近い印象。

難易度は高い。
但し、オリジナルの海外版に比べると
針山の数が少なかったり
障害物が少なくなっているなど
遊びやすくなっている。
但し、同時期のファミコンのアクションゲームと
比べると難易度は高く
クリアするまでは
相当なやりこみを必要とする。

各面の演出が素晴らしく
見ていて飽きないのは○。
１面のボスとの戦いは
なんとボス側から見た視点での闘いとなっており
特に印象に残った。

操作性は○で音楽の出来も良好。
キャラクタがいまいち
可愛げが無く、アメコミ風なので
とっつきは悪いのだが
一度遊んでしまえば
極上の仕上がりでたちまち
のめりこんでしまうと思う。

覚えゲーなので
クリアまでの道のりは険しいのだが
たとえクリアできないとしても
ついつい遊んでしまう
良質なアクションゲームだと思う。

面の途中やゲーム開始時のデモも秀逸な
極上の逸品。
名作コレクターはまず外せない作品。


文：中古ゲームジャパンてんちょー
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